経済成長目指しイタリアンデザインは再び上海へ : イタリア市場での存在感強化 

2019年 上海ミラノサローネは、イタリア大使館貿易促進部 ICE と外務省との強力な相乗効果を再び証明しています。 

2019年11月20日 上海 – メード・イン・イタリーの家具とデザインが、環境への配慮に慎重に注意を払ながら、最先端の技術を伴った創造性とクラフトマンシップとを融合させる能力によって、新しいグローバルな輸出割当を常に達成し、中級からハイエンドの海外消費者の興味を獲得しました。

イタリア大使館貿易促進部 ICE_ITA の北京支部部長であり、中国とモンゴルのコーディネーターのジャンパオロ・ブルーノ氏のコメント

「イタリアの家具の中国への輸出は8.97%増加し、昨年は5億3100万ユーロの最高値を記録しました。中国の税関統計によると、今年の主要輸出国からの中国製家具の輸入は減少したものの、イタリアの輸出が増加し、2019年1月から9月までの間にかけて 4.63%増の4億400万ユーロで国のリードを更に強化しました。一方、ドイツの輸出は17.13%減少しました。これは、イタリアのライフスタイル全体に対する強い関心の高まりを証明しています。ファッショナブルなイタリアのアクセサリーを身にまとい、イタリアのソファーに腰掛けイタリアワインを飲むというスタイルに、中国のミレニアル世代はますます熱望しています。これが、中国でのメード・イン・イタリー プロモーションに対してイタリアが投資し続けている理由です。」

中国は現在、米国に次ぎ木工家具部門で非EU市場2位につき、成長の可能性が最も高い国の1つです。2018年、イタリアは輸入家具において5億1700万ユーロを記録、総輸入額の23.4%を占め、前年比10%増を記録しました。また、変動する傾向にある他国とは対照的に、イタリアは一定の成長を遂げた唯一の国です。イタリアの輸出は順調に伸びており、2018年には12%の大幅な増加を記録しています。

イタリア経済開発省のイヴァン・スカルファロット次官が指摘するように、この市場は大きな可能性を秘めています:

「イタリアは中国市場への主要な家具供給国です。最も代表的なメード・イン・イタリー部門の1つであり、企業の継続的な創造性、プロフェッショナリズム、および革新が私たちの最高の”スキルセット” の促進を助けます。政府の働きかけと各々のコミットメントのお陰で、複雑で刺激的な中国市場においてデザインとイタリア製品の質の高さを促進することができました。」

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